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不眠

「私…眠れないんです…」

夜眠れないって、眠れないことの心配+α…
”明日の仕事への影響や、余計な考え事、将来への不安など…”
様々な要因が重なり、辛さが倍増…

睡眠と自律神経の関係は、
多くの方に認知されてきたように感じています。

日照不足になりやすい新潟県。
セロトニンも大切に。

私たち鍼灸師がお力になれることを書いてみたいと思います。

細かく分けると、「眠れない」もいろいろです。

「私、眠れないんです…」には、5つのタイプがあります。

● 寝つきが悪い
● ぐっすり眠れない(夢をよく見る)
● 夜中に何度も目が覚める
●  朝の目覚めが早すぎて睡眠時間が不十分(昼寝もしてしまう)
●  目覚めが悪い

2つ以上が重なって現れることも。
この5つをまとめて「不眠症」と呼んでいます。

原因

主な原因は、ストレスや過労。
どちらにせよ、身体の中で”自律神経のバランスが崩れている”ため、
様々な「眠れない」を引き起こしています。

東洋医学では、大きく2つの原因があると考えます。

●ストレスが過剰なタイプ
●精神を安定させる栄養分「血」が足りないタイプ

ストレス過剰タイプ

ストレスがきっかけで、体の循環が乱れ、
滞りが起きたり、流れが悪くなったり、頭に血がのぼった状態から元に戻ることができなくなったり。

☑ イライラ
☑ 憂鬱感
☑ 体のほてりを感じ、寝付けない
☑ 考えや不安が頭の中をぐるぐる回り、止まらなくて眠れない
☑ 眠くはないけど日中横になりたい

ストレスは、余計な「熱」を身体の中に生み出します。この「熱」がどこに悪さをするかは、個人差があり、皆さん表れる症状に違いが出ますが、全~部、ストレスによって発生する余分な「熱」のせいなのです。

鍼の力で、自律神経を整えるだけではなく、
東洋医学からの視点も大切にしながら、個人個人によって違う、余分な「熱」を取り除き、巡らせ、鎮め、体に落ち着きを取り戻します。

「血」が足りないタイプ

「血」が足りない…
「血」は、女性にとって、とてもとても大切な要素です。
体を温めたり、栄養や酸素を巡らせたり、アンチエイジングにも関係しています。

話が反れますが、素敵な女性に出会いまして。
私「あの方、流れている血液が綺麗そう!」と表現したら、友人に大爆笑された経験が。
世間では、「上品な綺麗さ」と表現するのかも知れませんが、
精神の落ち着きも、心の温かさも、肌の綺麗さも、髪の毛のツヤも、良いお通じも、良い睡眠も。
全て「血」が関係しています。
流れている「血」の綺麗さが、その人を作っていると思っています。

話を戻しましょう。
ストレスによるドカ食い、偏食、コンビニ食、消化器系の不調などが原因で、口からの栄養に偏りが生じ、「血」が足りなくなります。生理や授乳も「血」が大きく関係しますので、基本女性は「血」が足りなくなりがちに。

「上質の血」が足りなくなることで、精神の穏やかさが保てなくなり、普段なら何でもないことでも、気に障ったり、不安になったり、気持ちの落ち込みに。それにより、熟睡しにくい状態になります。

☑ 寝つきが悪い
☑ 眠りが浅い
☑ 夢が多い
☑ 何度も目が覚める
☑ 運動すると余計に眠れなくなる

誰にも同じように「運動しましょう」とは言いません。
まず、体の体力を取り戻さないと、運動したって、ただ疲れるだけ。ただ「血」を消耗するだけ。

私は知っています。
皆さん、元気になってくると、勝手に運動を始めたり、体重が気になり始めたり、美容が気になり出したり。そうなると、「この方はもう大丈夫♪」と安心モードとおしゃべりモードで、施術をしています。

「血」には、効果的な動物性。胃腸が弱い方は植物性を。

血液美人になるには、やっぱり「何を食べるか」「何を食べないか」のバランスが大切です。

●効果的な動物性
お肉、お魚(カツオや鮭、サバがおすすめ)、牡蠣、しじみ、あさり
●優しい植物性
ほうれん草、さといも、蓮根、黒ゴマ、ブロッコリー

血の綺麗さも、肌の美しさにも、精神の安定にも、
ちょうどいいバランスで「血」に良い成分が含まれているのが「なつめ」なんです。
ですので、女性の味方のパルシェでは、「なつめ茶」をお出ししています。

「あれは食べてもいい」「あれはダメ!」と神経質になると…それもストレスになり、「血」を濁らせ、滞りを作りますので、ちょうどいいバランスで、ストレスと「血」を大切に、暮らしに取り入れやすいことから、初めてみてはいかがでしょうか?

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