お知らせ

生理痛の痛い・辛いを穏やかに。

生理のたびに訪れる痛み…。
女性なら、1度や2度は、経験したことがありますよね。
たまに、「生理痛が全くないのよ」とおっしゃる方もいて、羨ましくも感じます。

「生理だから仕方ない」と思いながらも、仕事や家事、育児をこなすのは本当に大変なことです。

世の中の女性の皆さん、お疲れさまです。

 東洋医学では生理痛の原因を、「不通則痛」「不栄則痛」と考えます。

「不通則痛」は、体の流れが滞ることで起きる痛みのこと。
「不栄則痛」は、栄養不足が原因によって起きる痛みのこと。

冷えやストレスが原因で、血の巡りが悪くなることで、子宮周辺の血流も滞り、痛みが強くなります。
必要な栄養を十分に受け取れていない状態が長く続くと、子宮がうまく働かず、生理痛の原因に。

生理だから痛むのではなく、「体のどこかにトラブルが隠れているから痛みが起きる」のです。

「約3カ月間、どんな風に過ごしてきましたか?」という体からの通知表だと思い、
痛みだけでなく、量や色、質などもチエックされると、
自分の体調を知るバロメーターになりますのでおすすめです。
(なぜ3カ月かは最後まで読み進めてもらうと謎が解けます)

東洋医学からみる4つの原因

滞りや栄養不足を、もう少し細かく見ていくと、大きく4つに分かれます。

①滞り 
体の流れが悪く、あちらこちらに滞りが起きています。
生理前は女性ホルモンの関係により、体が”ため込もうとする時期”です。
日常から滞りが多い方が、生理が近づくことで…
「元々の滞り+生理前のため込み時期」により、さらに滞りが増加します。
それにより、生理前のイライラや胸のはりなどの症状が現れ、そのまま生理に突入し、生理痛の原因に繋がっていきます。

”滞り”は、ストレスや生活習慣が原因に。
ストレスには、心地よい散歩や良い香りなどを日常に取り入れることもおすすめです♪
生活習慣が原因の方は、まずは身体を動かしましょう!
筋肉をしっかり動かして、体の凝りや固さを取り除くことが大切です。

②冷え 
真冬に外へ出かけようとすると、寒さで体が”キュッ”と縮こまる感覚は、皆さんも経験があると思います。
冷えは、体のあらゆるものを、ギュっと収縮させる働きがあります。
子宮も血管も一緒です。
冷えがあることで、血管が収縮し、そこを流れる全身の血流が悪くなります。
子宮周辺の組織もギュッと縮こまることで、血流が悪くなり、働きも悪くなり、
生理前後に痛みが起きてしまいます。

冷えが原因の方は、まずは体を温めましょう。
温かい服装、温かい食事、温める食材。(生姜、にんにく、シナモン、胡椒など)
ホッカイロも素敵ですが、自分で温める力も必要です。


③栄養不足
生理の時に、だるさや眠気を伴うのがこのタイプです。
栄養を運ぶ「血」や体を巡るエネルギー「気」が足りないために、子宮や卵巣も栄養不足状態に。

栄養不足は女性ホルモンの力も弱くするため、結果、月経痛が起きたり、体のだるさや疲れやすいなどの症状が現れます。

運動が大切!と言いますが、運動する気血が少ない状態での激しい運動はNGです。
心地よい散歩ならOKです。

まずは、十分な睡眠時間を確保すること。
目の疲れは血を消耗しますので、スマホを見すぎないこと。
鉄分の多い食事を心がけること。

山芋やニンニク、カツオや馬肉など、精のつくものもおすすめです♪


④根本的な体質によるもの
生まれつき体が弱かったり、長い間同じ症状に悩まされていたりする方は、
もしかしたら根本的な体質に問題がある場合もあります。
東洋医学では、「腎精」といい、生まれ持った体の力を表現します。

女性ホルモンの働きが著しくなかったり、胃腸が弱く栄養の吸収が上手くいかなかったり、影響は様々です。
鍼灸で使うツボは、内臓の名前がついているものも多く、内臓機能を高めてくれる効果もあります。
生まれ持った体質で、長く穏やかに暮らすために。
ひどい症状がない方でも、月1メンテナンスをおすすめします。

生理は3カ月を1クールとして考えて。

 生理や女性特有の疾患でお悩みの方は、3カ月を1クールとして体調の変化を感じて頂きたいです。

今排卵している卵は、実は3カ月前から身体の中で選ばれ、育っているもの。
女性の体は、今日明日で出来ているわけではなく、
良い食事、適度な運動、適度なストレスが上手にバランスを保ちながら、長い歳月をかけて今があります。

運動によって、筋肉をつけるのも3カ月かかるんです。

内臓の痛みやホルモンバランスを整えるためには、それなりの期間が必要であることをご理解頂けると嬉しいです。