肩こり・頚こり
「どんなにマッサージしても、すぐに元に戻ってしまう…」
つらい肩こり、慢性的な肩こりにお悩みの方は、ぜひ一度鍼灸も試してほしい。
肩こりは「日本の国民病」と呼ばれ、幅広い年代に多いお悩みです。
肩こりのない方って、珍しいのはないでしょうか。
マッサージやトリートメントでは解消できなかった肩こりも、
”鍼だからできること”があります。
そんな鍼の不思議を解き明かしていきましょう!
どうして、鍼で肩こりが解消されるの?
本来、筋肉というものは、柔らかいものです。
松坂牛のような”いいお肉”と呼ばれるものは、赤みがしっかりあって、柔らかくて、ストレスが少ない。
私たちも一緒です。
血流がよく、柔軟性があり、滞りの少ない筋肉であることが大切です。
しかし、様々が原因が絡み合って、硬くなり、血管やリンパ管が圧迫されて、血流が悪くなってしまいったもの。それが、肩こりです。
● 鍼は、刺激した場所に赤血球や白血球が集まるという身体の働きを利用し、凝り部分にダイレクトに赤血球を集めることができます。すなわち、根本部分の血行を直接良くすることができます。
● 鍼は、凝り固まっている筋肉の緊張を緩め、柔らかくすることができます。
● パルシェは、全身治療を大切にしてますので凝りの部分だけでなく、身体全体の精神的緊張がゆるみ、自律神経が整い、全身の滞りを解消します。
マッサージでは解消されない。”鍼だからできる”鍼の魅力。
鍼灸には、鍼灸にしかできない魅力もたくさんあります。
● マッサージでは届かない、深い筋肉まで刺激をすることができます。整体やマッサージは、皮膚の上から圧迫しているに過ぎません。また、トリートメントも同様で、根本的な改善には繋がりません。凝りを直接刺激できるのは、”鍼灸だからできること”
● 凝りだけでなく、疲労の原因となる物質や痛みの原因となる物質も同様に溜まっているのが肩こりです。鍼灸は、筋肉部分の解消だけでなく、疲労物質や発痛物質も一緒に押し流されるので、不快感や痛みの解消にも繋がります。
実は鍼灸を受けられた方から、「受けた直後よりも、次の日さらに軽くなるのよ」と感想を頂くことがあります。これは、直後に感じられる筋肉部分の凝りの解消だけでなく、こういった不要な物質が押し流されることにより、さらに軽さを実感できるのです。
● 全身の血流が悪くなる生活習慣も肩こりの大きな原因です。姿勢や筋力だけの問題ではありません。人の体を固くしてしまうもの。それは、過度な緊張やストレスです。鍼には、自律神経のバランスを整える効果があるため、肩こり以外にも、肩こりを引き起こす血行不良や睡眠不足、眼精疲労なども解消してくれます。こういった理由から、パルシェでは、”全身治療”をとても大切にしています。
肩こりの原因と対策
● 運動不足と筋力低下
筋肉が、全身に血液を行きわたらせるポンプの働きをしているおかげで、全身の血行がよくなります。適度な運動で筋肉ポンプを働かせること。また、筋肉のポンプの働きを衰えさせないためにも、筋肉量を減らさないということがとても大切になってきます。
● 長時間の同じ姿勢
「立ちっぱなし」「座りっぱなし」は、筋肉が硬くなり、血行不良に。また、猫背や巻き肩、足を組んだり、肘をついたり。変な姿勢での長時間の同じ姿勢は、首や肩に大きなダメージを与えます。正しい姿勢でいることが、実は体への負担が少なく、心地よい筋トレに変わります。定期的に立ち上がったり、姿勢を変えたり、同じ筋肉に負担をかけないことが大切です。
● 精神的なストレス
人は、ストレスがかかると、自律神経が乱れ、全身の血流が滞ります。ストレスで身体が硬くなるのです。滞った身体を動かし、ストレス物質を押し流してあげることで、ストレス解消に繋がります。運動やサウナで汗をかくと、気持ちまでスッキリするのは、ストレスで身体が硬くなっていることが原因かもしれません。
● 眼精疲労
目の周りには細かい筋肉がたくさんあり、目を使うことで筋肉に疲労が溜まります。また、物を見るためには、大量の「血(けつ)」を消耗するため、血行不良の原因に。眼精疲労は、肩こりや頭痛の大きな原因となります。
● 冷えやむくみ
東洋医学からみる肩こりは、滞りや血行不良だけではなく、冷たい風にあたることや、余分な水が多いむくみ症状によっても引き起こされます。足の冷えも関係することがあるんです!冷たいものや生魚、アルコールなどを控えることも、内側からの肩こり予防に繋がっています。
来院頻度と回数
”肩こりだけ”という方は、月1回の予防・未病メンテナンスをおすすめします。
頭痛やその他のお悩みもお持ちの方は、総合的にお身体を診させて頂き、来院頻度を考えます。
肩こりは、みんなが持っている「国民病」ですから…。
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