お知らせ

腰痛

腰痛って、筋肉や姿勢の問題だけと思っていませんか?
実は…その情報は、もう古いんです…

最近では、

●身体の負荷(筋肉や姿勢、骨格など)
●心理・社会的ストレス

この2つが共存して起きていることが分かってきました。

身体的負荷だけを追い求める腰痛治療ではなく、ストレスからも解放される。
根本を見つめなおすパルシェの腰痛治療について、お話していきたいと思います。

身体への負担とストレスが共存していた!

腰痛は、日常生活の体の癖や体幹の筋肉の衰えなどによって起きてくるもの。
「姿勢を正しましょう」「運動しましょう」「血行を良くしましょう」
腰痛治療で大切な”当たり前のこと”でした。

もちろんこれも大切だけど、
外側からのアプローチばかりではなく、内側も関係していることが分かり、”外側と内側、同時にアプローチしていく大切さ”が、最近の腰痛治療の”当たり前”に変わってきました。

理由は2つあります。

● 一度覚えた痛みを脳が忘れないという事実
 「腰が痛い!」一度でもそう感じてしまった脳は、”腰痛が改善した”はずなのに、ちょっとした刺激を…『前と同じ痛みだ!痛み物資、出動!!!』と、本来は”痛み”と感じないはずのレベルでも、痛み物質を発射させます。これにより、痛みに敏感になり、「腰が痛いな」と感じてしまう機会が増えてしまうそうです。専門用語で、「痛みの閾値が下がる」といいます。

●自律神経の乱れによる血管や筋肉の収縮
 筋肉にはたくさんの血管が走っており、全身の血行には欠かせないものです。姿勢不良や筋力の低下でどうして腰痛が起きるのかというと、筋肉内の血流が悪くなり、筋肉に柔軟性がなくなり、冷えて、硬くなり、痛くなる。すなわち、筋肉内の血流がとても大切ということです。姿勢不良や筋肉の低下が原因で血行が悪くなる”外側”ばかり着目されてきましたが、実はストレスが原因で、血管が硬くなり、血行が悪くなり、筋肉の収縮に影響が出るという”内側”にも着目されるようになりました。

ストレスによる自律神経の乱れは、血行障害を引き起こし、筋肉を傷める原因に繋がります。

私の腰痛に効果あるのかな?

”腰痛”とひとまとめで言いますが、ものすごく細かく名前がついているのが腰痛です。

主に鍼灸で得意としているものは、
●昔から痛い腰痛(慢性腰痛)
●ぎっくり腰(急性腰痛)
●筋肉の疲労や張りが気になる腰痛(筋筋膜性腰痛)
●お尻の骨が痛い腰痛(仙腸関節腰痛)
●レントゲンを取ったら、「椎間板が飛び出しているね」って言われた腰痛。たまに痺れる。(椎間板ヘルニア)
●レントゲンを取ったら、「骨の間が狭くなっているね」って言われた腰痛。たまに痺れる。(脊柱管狭窄症)
●足が痺れる。多分、腰も悪いけど…自覚症状ない方も多い。(坐骨神経痛)

実は、85%の方が、原因が特定できない腰痛に悩まされています。
レントゲンなどでしっかりと原因が分かる方って少ないんです…(15%ほど)

原因が特定できない腰痛の多くが、無理な姿勢や筋力不足、ストレスや疲労によるもの。
まさに、鍼灸の出番です。

鍼やお灸が腰痛に効く仕組みが知りたい。

本来、筋肉というものは、血行が良く柔らかいものです。
しかし、様々が原因が絡み合って、硬くなり、血管やリンパ管が圧迫されて、血流が悪くなってしまい、痛みを引き起こす原因に。

● 鍼は、刺激した場所に赤血球や白血球が集まるという身体の働きを利用し、凝り部分にダイレクトに赤血球を集めることができます。すなわち、根本部分の血行を直接良くすることができます。

● 鍼は、凝り固まっている筋肉の緊張を緩め、柔らかくすることができます。

● 鍼はマッサージでは届かない、深い筋肉まで刺激をすることができます。整体やマッサージは、皮膚の上から圧迫しているに過ぎません。

● お灸は、筋肉の衰えにより疲労し、力が入りにくくなった箇所を、補い、修復します。

● パルシェは、全身治療を大切にしてますので、凝りの部分だけでなく自律神経も整えます。ストレスによる筋肉の緊張がゆるみ、血行が良くなり、”内側”からのアプローチも。新しい腰痛の原因にも対応できます。

● 東洋医学では、体質も大切にしながら腰痛の原因を探していきます。
ストレスによるもの?むくみや天候が関係している?瘀血による血の滞りが原因?疲労や長時間の肉体労働によるもの?

治療期間と回数

症状や個人差にもよりますが、

● 急性腰痛などの、「今すぐの処置が必要」な場合は、トータル3回くらいを目安に、来院して頂きます。3~5日に1回、2週間以内に3回くらいのペースがおすすめです。

● 慢性的な腰痛の場合は、しびれなどがある場合は週1程度。しびれが落ち着いたら、2週に1回程度。最後は月1ペースで、未病・メンテナンス期に。

腰痛の場合は、日常生活を「どう過ごすのか?」が大切になります。
”○○は頑張れるけど、○○は頑張れない”
そのちょうどいい塩梅を一緒に見つけられるように、カウンセリングもしっかり行わせて頂きます。

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